現在、工場にて平屋の材料を墨付けと加工をしています。京都府内産の木材を使い、地元の製剤所に材料を頼んでいるので、長く大きな材料も次々にはいってきます。
一般的には4Mの材料を継いで、建てますが地元製材所が1本物で材料を作ってくれるので長いものを使っています。移動や加工は大変ですが、継ぎ手が少ないと構造的にやはり強いです。
地元の材料が次々に入って来ており、加工をしています。これは屋根の軒天にはる杉板を加工しているところです。
外部の板などは自然塗料であるドイツ製のオスモカラーを塗り耐久性を上げています。
桧の柱を手鉋で仕上げています。鉋で仕上げると柱は表面に輝きが出て美しくなるうえに、表面にツヤが現れ汚れが落としやすくなったり水分を弾くなど耐久性も上がります。
建前までに造作材を作っています。鴨居や敷居・窓枠・上がり框・畳寄せなど様々です。
こちらは外壁板です。一般的な焼き板と呼ばれている材料は厚さ10mmですが、この杉板は15mmの厚みがあります。さらに耐久性を持たせる為にオスモカラーを塗装しています。今回の外壁板は横張りのよろい張りで仕上げます。
ここが現場です。久美浜湾が目の前に広がるとても綺麗な所です。家の位置を出す丁張を行い基礎の下に栗石を敷いています。
瑕疵担保保険制度があるので、検査官の方が基礎と鉄筋の検査をしています。
検査が無事に通ったのでコンクリートを打ちました。
もうすぐ建て方です。
天気の良い日に建て方を行いました。
柱や梁などに化粧材があるので、気を付けながら無事に建て方も終えました。
耐力壁に筋交いなどを入れ、住宅用の金物を入れて検査を受けます。
瓦が来ました。今回は洋風の外観なので平板瓦を使います。瓦や外壁の色はお施主さんに決めてもらいました。
瑕疵担保保険の関係で金物検査をしてもらいました。
床下には全て断熱材を敷き詰めています。
冬は床下からの寒さを防ぎ、夏は屋内の冷房の涼しさを逃がさないので。今の住宅は断熱材がよく効いていますし、サッシもペアガラスや高断熱の物があるので冬は暖かく、夏は涼しい家になります。
地元の桧の床板を張っているところです。
本物の木の床板は足触りも温かく見た目にも綺麗ですが、汚れやすいので最後に耐久性と汚れ防止に自然塗料のオスモカラーを塗り仕上げます。
こちらは桧の天井板を張っているところです。
丸柱の形に合わせ綺麗に張り仕上げます。
張りあがりはこんな感じです。明るく広々としていてとても綺麗です。
外壁の板を張っています。一般的に言われる焼き板は厚さ10mmですが、この杉板は厚さが1.5倍の15mmもあります。
外壁板には外壁用のオスモカラーを2回塗りで仕上げています。
北風が吹きつける方は板のわずかな隙間から、雨が入り込むと大変なのでサイディングを張り真っ白に塗装しました。
子供室の押入れや勉強机と洋服掛けの下地をしています。
キッチンは輸入タイルを張りました。施主さんが海が好きなので魚や波のデザインが張ってあります。
玄関のタイルを1枚1枚色を混ぜながら張っています。左官屋さんのセンスが問われるところ。
玄関タイルはモザイク柄で仕上げました。かわいらしい玄関ポーチになりました。
最新の対面型のキッチンです。クリナップの新しいデザインは家具のようです。
壁はシラス壁を塗ります。シラス壁は自然素材で調湿効果や防臭効果が抜群に高い、まさに健康住宅の家にぴったりの素材です。
オスモカラーという自然素材の床用塗料を塗っています。一般的な塗料は塗装をすると材料が呼吸出来なくなりますが、これは呼吸もするし汚れも付きにくくなる優れた塗料です。
いよいよ仕上げ。
トイレや洗面台
照明機器が取り付けられています。
ウッドデッキもつくりました。
10月の13・14日に完成見学会を行ないました。2日間の開催で今回も60組を越えるお客さんに来て頂き大盛況でした。桧の床板や天井材、そして100%自然素材のシラス壁、お客さんにもシラス壁を体験してもらい驚いておられました。